お味ひとつで作られた人たちや地元素材のやさしい世界が広がるー
そう思わせてくれる素敵なジャムに出会いました。
11月7、8日に札幌で行われたビジネスEXPOでは先端技術に留まらず、北海道の魅力を伝える豊かな食の世界にも多くの注目が集まりました。
最初に心を奪われたのは富良野の人気店、halu Café さんの種類豊富な自家製ジャムと美しいはちみつでした。中でもセンセーショナルだったのが「スパイシートマトジャム」。廃棄対象になってしまう青いミニトマトを使った、リッチなテイストにピリッとペッパーの香る、お料理に使いたいグリーントマトのジャムでした。
「ステーキにのせたりね」
美しいhalu Café さんのマダム、宮本 睦さんがこう話してくださいました。
クリスマスの肉料理は、スパイシートマトジャムに合うメニューと決めました。
このほか、
「今年のハニーはアカシアの周りに花が咲かなかったので雑味がないんですよ」
と仰ったアカシアハニーは、微かに若緑色の入った、ヴァージンオリーヴオイルのような色合いの美しく、そして後味の爽やかなとても美味しいはちみつです。
ジャムやはちみつの美味しさに何倍も何十倍もフレーバーを添えるマダムのお話は、それを聞いた私たちの食卓をより楽しくしてくださるものになりました。
温かい人たちの温かい手によってつくられたhalu Café さんのジャムとハニーはきっと、あなたのディナータイムをより豊かにしてくれるはずです。